当社インドネシア子会社による報道発表に関するお知らせ

2015年7月22日
Jトラスト株式会社

						

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当社のインドネシア子会社であるPT Bank JTrust Indonesia Tbk.(以下、「Jトラスト銀行」といいます。)は、本日7月22日、インドネシア証券取引所において報道発表を行いましたので、下記のとおりお知らせいたします。  

  Jトラスト銀行は、当社グループが株式取得する以前の2013年に、同行がかつて発行したとされる強制転換社債に関連して、Weston International Asset Recovery Corporation, Inc.から、約8,000万米ドルの返還を求める訴訟を米国ニューヨーク南地区の連邦地方裁判所に提起されておりました(以下、「本件訴訟」といいます。)。 しかしながら本件訴訟と関連する訴訟において、2014年7月、連邦地方裁判所は、Weston Capital Advisors, Inc.がJトラスト銀行に約380万米ドルを支払うまで、ニューヨーク南地区において同社らがJトラスト銀行に対して提起している全ての訴訟の進行を禁止することを決定いたしました。 かかる決定により本件訴訟は中断しておりましたが、このたびWeston International Asset Recovery Corporation, Inc.が本件訴訟を取下げたことが判明いたしました。これを受けて、本日、Jトラスト銀行はインドネシア証券取引所において別紙のとおり開示を行いましたので、当社も併せて開示を行うものです。 なお、Weston International Asset Recovery Corporation, Inc.、Weston Capital Advisors, Inc.及びFirst Global Funds Limited PCCが当事者となっている訴訟に関し、現時点で業績に与える影響はないものと考えておりますが、今後、訴訟の状況及び業績に与える影響について開示すべき事項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。  

以 上

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【参考和訳】 ウェストン・インターナショナル・アセット・リカバリー・コーポレーション(Weston International Asset Recovery Corporation, Inc.)は米国ニューヨーク南地区の連邦地方裁判所におけるPT Bank JTrust Indonesia Tbk(旧PT Bank Mutiara Tbk)に対する訴訟を放棄   (2015年7月22日ジャカルタ) PT Bank JTrust Indonesia Tbk(以下、Jトラストバンク)はウェストン・インターナショナル・アセット・リカバリー・コーポレーションが米国ニューヨーク南地区の地方裁判所におけるJトラストバンクに対する訴訟を2015年7月1日付で取り下げたと述べた。 当訴訟「ウェストン・インターナショナル・アセット・リカバリー・コーポレーション対PT Bank Mutiara Tbk」は、Jトラストバンクの前身であるセンチュリー銀行が発行したとウェストン側が主張している強制転換社債に関連して約8,000万米ドルの返還を求めるものである。 Jトラストバンクはモーリシャス共和国の裁判管轄下にないにも関わらず、ウェストンは2013年にモーリシャス共和国の裁判所で強制転換社債に対する判決を得ると共に、当判決を通じてJトラストバンクがニューヨークにて保有する銀行口座の差し押さえを図った。 しかしながら、関連した訴訟「ウェストン・キャピタル・アドバイザーズ・インコーポレーション(Weston Capital Advisors, Inc.)対PT Bank Mutiara Tbk」における違法行為並びに継続的な法廷侮辱行為により、2014年7月、地方裁判所は、ウェストンがJトラストバンクに380万米ドル以上を支払うまで、ニューヨーク南地区におけるウェストンによるJトラストバンクに対する全訴訟の進行を禁じた。 地方裁判所がウェストンの訴訟の進行を禁じてから1年が経過し、ウェストンが降伏し、Jトラストバンクに対する8,000万米ドルの訴訟を取り下げた。もう1件の訴訟「ウェストン・キャピタル・アドバイザーズ・インコーポレーション対PT Bank Mutiara Tbk.」も、少なくとも地方裁判所がウェストンの代表John R. Liegey及びその他多数のウェストン関連会社(ウェストン・インターナショナル・アセット・リカバリー・コーポレーションを含む)による違法行為に対する侮辱罪、制裁を求めるJトラストバンクの申し立てを認めるかどうかに関する決定が下されるまで、継続中となっている。Jトラストバンクは、同行の金銭の返還並びに金銭が返還されるまでJohn Liegeyとウェストンに対する適切な制裁を引き続き求めていく。 上記訴訟とは別に、Jトラストバンクは、同行の記録によると、モーリシャス共和国の裁判所におけるファースト・グローバル・ファンズ・リミテッド(First Global Funds Limited PCC、以下、FGFL)(Jトラストバンクは同社がウェストンと関連があると考えている)のJトラストバンクに対する訴訟で、JトラストバンクがFGFLに対して返済義務を負うとFGFLが主張した1億1,250万ドルに上る負債または債務は一切存在しないと述べた。そのため、Jトラストバンクはウェストン、FGFL、モーリシャス共和国のその他の関係者に対する債務の存在を認識していない。

本件に関するお問い合わせ先

Jトラスト株式会社 広報・IR部