業績予想の修正及び特別利益の計上に関するお知らせ
2015年5月12日
Jトラスト株式会社
最近の業績動向を踏まえ、平成26年8月13日に公表した業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。記
業績予想の修正について
平成27年3月期通期連結業績予想数値の修正(平成26年4月1日~平成27年3月31日)
営業収益 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 1株当たり 当期純利益 | |
百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 円 銭 | |
前回発表予想(A) | 69,291 | 2,656 | 2,738 | 11,239 | 95.24 |
今回修正予想(B) | 63,281 | △5,217 | △2,385 | 10,143 | 85.92 |
増減額(B-A) | △6,009 | △7,874 | △5,123 | △1,096 | |
増減率(%) | △8.7 | - | - | △9.8 | |
(ご参考)前期実績 (平成26年3月期) | 61,926 | 13,745 | 13,351 | 11,145 | 109.66 |
修正の理由
1.業績予想の修正の理由 平成27年3月期通期連結業績予想につきましては、営業収益は、韓国ス タンダードチャータードキャピタル株式会社及び株式会社韓国スタンダードチャータード貯蓄銀行の株式取得により拡大したものの、その取得時期が、当初の目 処としておりました9月末よりそれぞれ遅れ、平成27年3月と平成27年1月の株式取得となったことにより、貸付金利息等が当初見込みを下回ったことや、 アミューズメント事業収益が、期初、消費税増税による個人消費減退の影響により低迷しておりましたが、通期でも本格的な回復には至らなかったこと等を要因 として、業績予想値を下回る予想となりました。 営業損益につきましては、韓国事業におきまして、親愛貯蓄銀行株式会社で連結決算期末である 2015年3月末に積極的に不良債権処理を進めたことにより、貸倒費用(貸倒引当金繰入及び貸倒償却)が約40億円増加いたしました。さらに、韓国スタン ダードチャータードキャピタル及び韓国スタンダードチャータード貯蓄銀行の株式取得が遅れたことにより営業利益が約7億円減少いたしました。また、国内金 融事業におきましては、KCカード株式会社におきまして、平成27年1月に「KCカード」ブランドの譲渡が完了しておりますが、株式譲渡までの過払い状況 等を勘案して、利息返還損失引当金の積み増しを行い、利息返還損失引当金繰入額が約7億円増加いたしました。当期はこれらの特殊な要因のほか、国内連結子 会社において営業利益が予想より約10億円下回ったことにより、営業利益が業績予想値を下回る予想となりました。 経常損益につきましては、当社グ ループが、大きな経済成長が今後とも期待できるアジア地域において、積極的に事業展開を進めた結果、当連結会計年度では円安による為替差益を計上すること ができましたが、営業利益の業績予想値が下回る予想となったことから、経常利益につきましても業績予想値を下回る予想となりました。 一方、当期純 利益につきましては、前述の韓国スタンダードチャータードキャピタル株式会社及び株式会社韓国スタンダードチャータード貯蓄銀行の株式取得に伴い、当初見 込みより負ののれん発生益が増加いたしましたが、子会社において、事業構造改革の一環として、希望退職者の募集を行ったことによる特別損失を計上したことな どにより、業績予想値を下回る予想となりました。 2.特別利益の計上について 当 社は、韓国スタンダードチャータードキャピタル株式会社及び株式会社韓国スタンダードチャータード貯蓄銀行の株式取得に伴い、株式取得時の資産及び負債を 時価評価した結果、時価純資産額が取得価額を上回ったことにより、負ののれん発生益135億円を特別利益に計上いたしました。 ※ 上記の業績見通しは、現時点までの進展に基づく入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。以 上
本件に関するお問い合わせ先
Jトラスト株式会社 広報・IR担当