Jトラストグループを取り巻く経営環境は、改正貸金業法の完全施行、利息返還請求の高止まり、資金調達環境の悪化など、非常に厳しい状況が続いております。
しかし、当社グループはどのような環境下でも利益を生み出し確実に成長し続けるため、「グループ経営基盤の強化による持続的成長企業の実現」を経営戦略として掲げ、成長性と収益性の高い事業構造への転換による企業の持続的成長を目指しております。

Jトラストグループは、これまで積極的な事業買収や債権買取りによって事業規模を拡大してきましたが、業界を取り巻く環境はしばらく回復に向かわないことが想定されています。そこで今後も金融事業を中心に、投資効率を考えたM&Aや債権買取りによる国内市場の深耕など、積極的な資産規模の拡大によって事業基盤強化を推進します。
Jトラストグループの既存事業は、金融事業、不動産事業、ITシステム事業の3事業を行っております。
主要事業である金融事業の消費者向け貸付に関しては、法規制のない金融機関に資金供給を担っていただき、当社は信用保証業務を通じてサービスを提供するビジネスモデルを推進します。
事業者向け貸付に関しては、信用保証業務での収益機会の拡大に加えて、商業手形割引・有担保貸付を中心に事業拡大を図ります。クレジットカード事業及びサービサー事業では、事業の拡充・強化のためのマーケティング力発揮により、更なるイノベーションを推進します。
Jトラストグループは国内で蓄積した金融ノウハウを活用した海外市場への進出、新事業展開による規模の拡大を推進することで、新たな成長のためのビジネスモデルの構築を図っています。
2011年4月には、韓国の消費者金融会社であるネオラインクレジット貸付株式会社の全株式を取得し韓国市場に進出しました。また、総合金融グループへのステップアップ及び経営基盤強化を目的に、2011年8月に楽天株式会社よりKCカード株式会社(旧楽天KC株式会社)の株式を取得しクレジットカード事業へ進出しました。
当社グループは、あらゆる可能性を否定することなく、刻々と変化する時代の波を捉え、常にベストな選択をすることで、新たな成長へ向けて挑戦し続けます。